臨書とは、中国や日本の書の名品を手本にして、文字の形、線質、さらには先人達の筆運びのリズムや息遣いに至るまでを会得しようする学習方法のことです。
書道の初心者からプロの書家まで、どのレベルの人においても得るものが多い、奥の深いものです。そこで得た技術や表現方法は創作活動や鑑賞に役立ちます。
臨書を通じ、名品に出会うことは、 創作をする上で作品に品格と輝きをあたえます。
数多くの名品を学び、自らの感性を豊かにして、 一層 「書」を楽しんでいただきたいと思います。
◆楷書
・九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)(632年)
・雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)(653年)
・牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)(495年)
◆行書
・蘭亭序(らんていじょ)(353年)
・温泉銘(おんせんめい)(648年)
・祭姪文稿(さいてつぶんこう)(758年)